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■ 中池見湿地トラストの目的 ■

トラスト小屋

 
「中池見湿地」は、おとなにとってはこころの原風景、子どもにとっては自然の原体験ができる、今や日本から失われてしまった豊かな自然と人の営みが共生するぬくもりのある場所です。
 ところが、1992年6月に大阪ガス(株)が、日本最大級のLNG(液化天然ガス)基地建設計画を発表し、湿地と周囲の山林の多くを取得してきました。
 これに対し、わたしたちは、大阪ガス(株)のLNG基地建設計画に伴う開発造成で 「中池見湿地」が破壊されることを防ぎ、豊かな動植物の生態系を後世に残すため、「中池見湿地トラスト」運動を1996年10月から始め、活動を続けてきました。

 このトラスト運動は、「中池見湿地」を人と自然が共生する自然学習の場として、また近年全国的に希少になった生物多様性に富んだ低湿地の原風景を体験できる自然観察の場として保護・保全するのが目的です。
 敦賀に暮らし、このまちで育っていく子どもたちの将来を思う時、この自然環境を犠牲にして危険な施設がつくられるのを黙って見過ごすことはできないという思いを多くの人たちに訴えてきました。
 トラストの会員は現在985名で、地元を始め全国の会員がわたしたちの活動を支えてくれています。
 わたしたちの夢は、「中池見湿地」全てをそのまま「フィールドミュージアム=野外博物館」として残していくことです。
 



写真:中池見湿地トラストの共有地に2000年春建てられた小屋。
中池見を調査・散策する人たちの拠点・憩いの場所として愛用されている。
(撮影:三谷功)



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